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都市の連携と交流「まちのちからの活用」

第68回全国都市問題会議報告

06/08/13

吉岡しげき議員

 7月19日(水)から21日(金)にかけて、「第68回全国都市問題会議」(主催全国市長会など4団体)が札幌市で開かれ、日本共産党坂戸市議団からは吉岡しげきが参加しましたので報告します。

 今回のテーマは、「都市の連携と交流」で、サブタイトルは「まちのちからの活用」です。

 初日は、開会式の後の基調講演「まちの『ちから』は景観から」(国際日本文化研究センター教授 川勝平太氏)、主報告「二人の偉大なアーチィストの遺産」から「モエレ沼公園」と「PMF」(札幌市長 上田文雄氏)、そして、特別講演「市民参加のまちづくり」と題して、建築家の安藤忠雄氏、一般報告として、新潟市長の篠田昭氏と旭川市旭山動物園園長の小菅昌男氏という多彩な顔ぶれと内容でした。

 私は、建築家の安藤忠雄氏については、テレビなどで何度か話を聴いており、独学で建築学を学び、瀬戸内海で破壊された自然を回復させるために、「豊島のごみ問題」で有名な中坊公平弁護士と共に「瀬戸内オリーブ基金」を設立し、歯に絹を着せぬ話し方に、今回の公演には興味と期待を持っていました。

 予想通り、東大の特別栄誉教授である同氏は、冒頭から、レジュメには無い(おそらく書けないであろう)現在の学生の「無気力さ」について持論を展開し、私は「痛快さ」を感じました。

 また、今まで街づくりに携わってきた経験から、「行政や専門家が理想的な方法論を掲げても、そのまちで生活し、まちを愛する住民たちの思いがなければうまくいかない」と強調し、当然のことですが、豊富な経験からの発言として、重みを感じました。

 また、基調報告の川勝平太氏の講演は、市町村合併の次は、都道府県の合併になるとして、「4つの州」の考え方を示しました。

 私は、「かなり荒っぽいな」と思いましたが、政府の「小さな政府」の具体化として、これを「基調報告」とした背景がうかがえました。

 2日目は「パネルディスカッション」でした。会場から「協働をどのように実現すべきか」との質問に「とにかく根気よく、どんな意見にも耳を傾ける姿勢が大切」との回答があり、「協働」はどこでも課題になっているなと感じました。

 いずれにしても多彩な内容のため紙面が足りません。資料をご希望の方は、吉岡までご連絡ください。

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