老人福祉センターの大広間を洋室に

　坂戸市には東地域にことぶき荘(赤尾)、西地域に城山荘(多和目)の２つの老人福祉センターがあります。老人会などの団体の会議や集いに使われますが、利用団体が多く会場確保が抽選になることもある人気の施設です。私も町の老人会役員としてしばしばことぶき荘を利用しています。

　ところでかなり以前から「畳敷きの和室の大広間を洋室にしてほしい」の声が上がっています。言うまでもなく高齢者の中には膝を折れない方が多くいます。車椅子利用の方もおられます。現在の和室では結果的にこういう方々を拒否していることになるのです。いっこうに改善されないのが不思議でなりません。

　市長も議員も市役所幹部もよく老人会などの各種催しに顔を出されているのですから重々承知されているはずです。新しい施設を作って欲しいというのではありません。莫大な費用が掛かるわけでもありません。やる気さえあれば簡単にできることなのです。高齢者はじっと見つめています。

末広町　石川祐一

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