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早急に水害対策を!

14年12月20日

 近年、異常気象の指摘が広まるもとで、その異常さは年々強まり、それによる自然災害の実態は、これまでの予測をはるかに上回る規模で地域と住民生活に襲いかり、甚大な被害をもたらしている。

 中でも局地的集中豪雨は「数十年から百年に一度」、さらに「過去に例がない」など、規模でも、経験値でも「想定外」のものとなり、かつ、どの地域でも起こりうる特徴をもっている。同時に、豪雨による水害は、地震、落雷、竜巻、大雪など他の自然災害に比べ、事前の備えを徹底することで、被害を最小限に抑えられることも示されている。

 わがまち坂戸市では、2005年(平成17年)7月に「洪水想定区域」が指定され、避難情報等を示す「洪水マップ」が策定されている。しかし、今日の脅威的な水害の規模からすれば極めて不十分と言わざるを得ない。早急に実効性のある対策を求めるものである。

 第1に、土砂災害危険区域、河川氾濫区域、浸水・汚水逆流区域(低地地域)について、それぞれ区域ごとの危険雨量の設定を専門機関に依頼し「新洪水マップ」を策定すること。

 第2に、排水管の口径拡大や雨水ます・側溝の定期清掃など、洪水危険区域の防災整備計画を策定し早急に着手すること。

 第3に、洪水危険区域には「洪水詳細マップ」を策定し住民への周知徹底を図ること。

 第4に、緊急避難時における市独自の「危険指定地域特別警報」および具体的な避難対策指針を策定することを要望するものである。

八幡町 不破幸司

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