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暮らしやすく子育てしやすい坂戸市に

吉岡しげき議員の市政一般質問

14年10月31日

吉岡しげき議員

 坂戸市はいよいよ来年度の予算編成に入ります。安倍政権がすすめるアベノミクスが日本経済に深刻な影響を与えつつあり、年金削減や消費税増税は市民生活を圧迫しています。このような情勢に対する市長認識を質しました。

 市長は、「アベノミクスにより物価も安定し賃金動向も堅調に推移しており評価できる。市民への影響の見極めは少し時間がかかる」との認識を示しました。

 このような認識で予算編成されたのでは、市民の暮らしを守れるでしょうか。

 「暮らしやすく子育てしやすい市にする」ための施策についての質問に対し、「地域の魅力や優位性などを広くアピールするために、定住促進戦略会議を設置した」と答弁しました。

 そこで、若い世代の定住促進策として「小中学校給食無料化」はインパクトがあるので考えてはどうかと提案したところ「基金があるからといって、無計画に浪費する考えはない」と答弁しました。

 再度、「浪費ではない。基金目当てに提案していない。この政策は継続性が求められる。必要予算額は調べてある。ぜひ検討すべきだ」と再質問したところ、「現段階では考えていない」との答弁でした。

滑川町も怒るぞ!

 近隣の滑川町では、小中学校給食無料化を実施し、若い世代の定住が進んでいます。この施策を「浪費」とする認識にはあきれました。若い世代に対する暮らし応援ともなり、保育行政の充実により、若い世代の定住促進になるのではないかと考えます。

市役所は「企業」ではない!

 市長は、事あるごとに「市役所はサービス業であり、会社に例えると市長は社長だ。職員は市長の手足になって支える社員だ」と言っている。

 企業は、利益追求を最大の目的にしており、市の職員は、憲法15条2項で「全体の奉仕者」とされている。職員はそのことに誇りを持ち、市民のために役たち、喜ばれたいと思っている。民間の職員とは根本的に違うではないかと質しました。

 市長は、民間企業の考え方は、「市民サービス」という点では共通する。その発想を取り入れるべきと考えると答弁しました。

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