原水爆禁止世界大会に参加して

はじめに…

　今回、急遽「原水爆禁止2014年世界大会・広島大会」に行くことになりました。予定していた娘と孫が高熱で肺炎になり、行けなくなったのです。

１日目

　朝５時半坂戸出発。東京駅に集合。昼すぎ広島到着。さっそく開会式の会場に集合し、各国代表の決意表明を聞き、核兵器のない世界へ心をひとつにしました。

２日目

　朝８時半、分科会に参加のため広島港から似島にわたりました。雨の中、島を歩いて一周。悲惨な被爆の体験談も聞き…涙が止まらず…そして横見さんの被爆者手帳も見せていただきました。

　夜寝る前、今私達家族に何が出来るのか同行した中学生の孫と話し合ったのです。

３日目

　午前から世界大会閉会式に行きました。各国代表もそのあついおもいを語り、心がつながり …We shall over come 口ずさみながら広島から帰途につきました。

　急な広島への旅ではありましたが、皆様のカンパでとても貴重な経験を孫とさせていただきました。本当にありがとうございました。

　この歳になると、飛行機や新幹線での長旅はいろいろ不安もありましたが、同行した中学生の孫がこんなにも成長したんだなあと思える瞬間がたくさんあり、皆様のお陰で、素晴らしい体験ばかりでした。ありがとうございました。

泉町　長山すみ子

同行したお孫さんの作文より

　今年は広島の世界大会に出席することができました。妹と母は行けなかったので、祖母と二人で行きました。

　去年は長崎に行かせてもらいましたが、今年は去年よりも原爆に関しての理解が深まりました。

　今年、学校の社会の授業で日清・日露戦争の辺りから現代社会までの歴史を習って、その中で広島・長崎のことが出てきたので去年よりも理解することができました。

　２日目に行った似島には船に乗って行き、島でいろんなものを見ながら島を一周しました。被爆を体験した方のお話も聞くこともできました。

　広島は、日清・日露戦争の頃から戦争に関わっていたという話も聞くことができました。社会で習った内容がたくさんでてきたので興味をもちながら聞くこともできました。

　去年よりも深く関心を持ってお話を聞くことができ、より理解を深めることができて良かったです。受験生なので、広島で教わったことを生かして勉強をしたいと思います。

　とても貴重な経験をさせていただいて、本当にありがとうございました。