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障害者に即した支援を!

14年8月16日

 坂戸市障害者福祉計画・障害福祉計画によると、障害者が「自宅で介護する人が病気などで介護できない場合、短期間、障害者支援施設などで入浴、排せつ、食事の介護などのサービスを提供します」(同計画書P194.短期入所)となっています。

 ところが私が所属する坂戸市障害者福祉市民ネットワーク(坂障ネット)の会員の体験によると、申し込んでも、坂戸市内の短期入所の施設は何ヵ月か先まで満員。結局他市の施設に入所したといいます。別の会員は知的障害の子息の入所を申請したものの、他市の施設しかなく、しかも知的障害に対応できないというので利用を諦めました。

 これは一例ですが、計画書ではできることになっていても実際はできないというのでは、計画とは言えません。障害者支援は生活上日々必要なのですから、これでは困ります。

 問題は、計画がこうした現状について何も触れないまま、数字を羅列していることです。つまり、障害者の実態、実情を調べ分析し、計画を策定する委員会で論議を尽くして計画を作っているかどうか、非常に疑わしいことです。

 計画は、これまでに何度か見直されています。たとえば、最初の計画作りでは、障害者・障害者団体からの聞き取りを含め実態を調査、分析をしていますが、その後はほとんど行なっていません。

 こうした実情、実態把握が不十分さの根底には、障害者支援の本質の理解の弱さがあります。「障害者支援は、障害者の人権の保障である」。これが国連の「障害者権利条約」で明確にされています。日本の障害者基本法でも、障害者は「(人間の)尊厳にふさわしい生活を保障される権利を有する」とされ、支援はそのためだとしています。

 人権保障である限り、それは可能な限り迅速に、的確に、十分に行なわれることが求められます。坂戸市、市職員は、この要請に手立てを尽くして応えるべきです。

溝端町 三尾 靖

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