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戦争展で『はだしのゲン』

13年9月28日

 8月27日(火曜日)と28日(水曜日)に、坂戸市役所1階ロビーで恒例の「平和のための戦争展」を開きました。昨年に続き「原爆と人間」のパネル32枚の展示と映画『はだしのゲン』DVD3本を繰り返し上映しました。

はだしのゲンを観ている写真:クリックすると大きくなります
(写真をクリックすると大きくなります)

 坂戸市の広報に載せたこともあり親子連れやご夫婦、用事で来庁した方々がパネルに見入りました。『はだしのゲン』は、子どもや年配の方が「途中で席を立てない」と熱心に見入っていました。

 おりしも、漫画『はだしのゲン』は、松江市教育委員会が閲覧制限を市内の小中学校に要請していた問題が大きく取り上げられていました。

 地元、全国から反対意見や抗議が次々と寄せられる中、松江市教育委員会は8月26日に要請を撤回しました。

 漫画『はだしのゲン』は昨年12月に亡くなった中沢啓治さんが6歳のとき広島で被爆し、父、姉、弟、妹を亡くした体験を基に描いた自伝的作品であり、長く読まれ続け平和教育にも使われた本でもあります。戦争を知らない現代の子供たちが、戦争の残酷さを学び、平和について考える格好の教材であると思います。

 この問題を機に多くの学校、図書館で『はだしのゲン』を読む子供たちが増えているという報道にホッとした次第です。

坂戸市原水協 紺野智恵子

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