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憲法記念日に当たって

13年5月4日

 2006年に誕生した第一次安倍内閣は、「憲法9条改正」を公然と推し進め、「改憲勢力」は勢いづきました。しかし、日本共産党や「九条の会」などの闘いは、安倍内閣を追い詰め「挫折」させました。

 昨年の衆院選挙では、「40%得票で70%得票」という虚構の勝利で自民党政権が誕生し、第二次安倍内閣が発足しました。「アベノミクス」で国民をマインドコントロールしつつ、第一次に続き「憲法改悪」に執念を燃やしています。

 今回は、憲法改悪の先兵として、みんなの党や維新の会がむき出しの論陣を張っているのが特徴です。そして、「憲法9条」の本丸ではなく、まず「憲法96条」を変えようとの作戦です。「国民が呑み込みやすい」と、まず外堀を埋めるという高等戦術です。

 安倍政権は、「憲法96条改正」を参議院選挙の最大の争点にしようとしています。改憲派の過去最多の国会議168人が靖国参拝をし、彼らの決意を表していました。しかし、日本国民は決して許さないでしょう。

 改憲の旗振り役をしている「産経新聞」4月23日付に、憲法96条を変えることに「反対」の人が44.7%で、「賛成」42.1%を上回ったという記事が載りました。共同通信の世論調査でも同様です。

 日本人300万人、アジア人2000万人の尊い犠牲の上につくられた、憲法9条を守り抜くことは、日本国民の正義の闘いです。改憲派を孤立させましょう。

 5月3日の憲法記念日に当たり、決意をあらたにしたいと思います。

吉岡しげき議員

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