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市民生活、削減予算

10/02/22

 1月29日(金曜日)の坂戸市議会・全員協議会において、坂戸市の「2010年度一般会計当初予算案」の概要が示されました。

 予算総額は253億600万円で、前年度比で約10億円、4.1%増となっていますが、新政権のいわゆる「子ども手当」が含まれているからです。

 この予算編成は、昨年10月に提起された「財政健全化のための計画(案)」がベースになっています。

 歳入では、使用料・手数料の見直し(値上げ)や税金の徴収強化。歳出では、人件費、扶助費、物件費(交際費、臨時職員、業務委託)、補助費、繰出し金、普通建設事業費の全面的な削減です。

 「2010年度予算概要」の「主要施策」では、坂戸駅南北自由通路等整備事業に約10億円、(仮称)坂戸スマートインター整備事業に約2億円、入西赤沼線整備事業に約2億円が計上されています。そして、新規事業もありますが、国民健康保険特別会計への一般会計からの繰出し金の大幅な減少(5億が3億5千万円)など、市民生活に欠くことのできない事業への削減がされています。

 また、入西地区の「せせらぎ荘」改修は、財政状況が厳しい事を理由に2009年度は「凍結」していましたが、多くの高齢者・市民から「残してほしい」という強い要望に反して、約7千万円の事業費で「健康増進施設」に改修する予算となっています。

 3月議会は2月23日(火曜日)から始まります。

 「投資的経費」を抑えて、福祉や教育、文化を守ることが求められており、大変重要な3月議会となります。ぜひ傍聴をお願いします。

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