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「平成会の眼」への感想

09/03/24

投書 中富町 S・М

 私が「たばこ税を増税し、その増税分を少子化対策の目的税とすることを求める意見書」が、坂戸の議会で可決したことを「新さかど」で知り、その感想を投稿したのに対し、「反論」めいた記事が、「平成会」の平成21年「新春号」に「平成会の目」として掲載されました。新聞折り込みされたようです。ほうっておこうと思いましたが、その「感想」を再度「新さかど」に投稿します。

 まず驚いたのは、紙面の4分の1を「反論」に使い、丁寧に私の投稿文全文が掲載されたことです。「余裕?」だなとも思いました。

 私は、会派の「新春号」ともなれば、前年を振返った内容と、新しい年の情勢に対する、政策や決意などが書かれるものと思っているからです。

 さて、この「反論」は最初に、この議案の提出から可決まで中心となったのが「平成会」だと胸を張り、その「経過と理由」を3点あげています。しかし、私が言いたいのは、今、働く人の賃金は上がらず、逆に、国保、介護、年金改悪や住民税増税などで市民の生活は苦しく、また、国の地方自治体への補助金も削減されている実態を、地方議員の皆さんがどう見ているかということなのです。

 私も、地方議会が地方分権の進捗に伴い国に対して、財源を示して具申することについては否定するものではありません。しかし、市民と地方自治体が苦しめられている根本は事実上容認して、「たばこ税を増税せよ」と提言することが、市民と直接結びついている地方議員のやることなのかということです。市民の実態や感情が分っているのかと思い、あえて「国会議員気取り」と言ったのです。共産党議員さんが「消費税増税反対」を主張しているのとは次元が違うと思うのです。理解されなければしょうがないです。

 それにしても、議会というのは、市財政が厳しければ市民請願は否決しまうところなのでしょうか。理解に苦しみます。

 しかし、ひとつ私が救われたのは、「中学生までの医療費無料化を求める請願」に対して、「心情的には多くの議員(否決した)の賛意が感じられた」ということです。どうか市民の切実な請願を尊重してください。今後に期待します。

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