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「年越し派遣村」に支援物資

愛とヒューマンのコンサート

09/02/04

 百年に一度という大不況の名のもとに、多くの大企業が派遣労働など非正規雇用の雇い止めを大規模に進めています。雇い止めにストップをかけようと大企業への働きかけが強く行なわれましたが、少なからずの人たちが路頭に迷う事態となっています。

ピアノとチェロの演奏の写真1:クリックすると大きくなります
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 派遣の仕事を打ち切られたり、雇い止めをされ、寮から追い出されて路頭に迷う人たちにせめてもの衣食住を保障し、あたたかい年越しをしてもらおうと取り組まれた東京の日比谷公園での「年越し派遣村」に約500名の方が入村しました。

 しかしながら毛布などの物不足、緊急支援の必要性がマスコミで報道されました。坂戸市では緑町にお住まいの今野強さんが緊急支援を呼びかけたところ、短期間に多くの支援物資が集まり、1月4日(日)に現地へ届けられました。6万1千円の義援金と25名から寄せられたワゴン車いっぱいの支援物資に、現地のボランティアの方もびっくりでした。

日比谷公園で激励コンサート

 そして、「愛とヒューマンのコンサート」として、支援と激励の演奏が取り組まれました。チェロ演奏は江原望さん、ピアノ演奏は長坂将志さんで、昼食の配布でせわしい12時過ぎに演奏が始まりました。入村者を激励する演奏の音が日比谷公園全体に響き渡りました。

今野さんの写真:クリックすると大きくなります
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 「年越し派遣村」は5日(月)の朝、役割を終え、入村していた方々は4ヵ所に分かれ、生活保護の手続きや、就職相談を進めることになりました。4ヵ所での500名分の食糧は、厚生労働省と東京都とで受け持つことになりました。

 しかし、それも1月12日までなので、今後も「雇い止め」で職も住む所も失った人たちへの様々な支援が必要とされています。

引き続き「派遣村」への支援を

 年末から年始にかけて大きくマスコミをにぎわしている「年越し派遣村」への支援は、引き続き1月11日(日)にも東京都石神井学園用体育館で「つながっていこう 愛とヒューマンのコンサート」としてチェロ演奏・江原望さん、ピアノ演奏・中島彩さんで取り組まれました。入村者に大きな感銘を与えました。

ピアノとチェロの演奏の写真2:クリックすると大きくなります
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 そして、引き続き寄せられた義援金で、入村者全員に500円のクオカードが行き渡りました。「年越し派遣村」は現在2ヵ所の旅館に約170名が引き続き入村していますが、まだまだ支援が必要です。

 こうしたなか、坂戸市生活と健康を守る会は1月14日(水)に開かれた新年会で話し合い、「会」から1万円の義援金を渡すことにしました。

 引き続きの義援金の受付先は以下のとおりです。皆さんのご協力をお願いします。

坂戸市緑町7-12 電話 049-281-3644 FAX 049-289-2852

愛とヒューマンのコンサート委員会 今野 強

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