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市民の請願、3件とも否決!

市民福祉常任委員会

08/03/30

 3月4日(火)の市民福祉常任委員会は、付託議案22件及び請願3件の審議が行なわれました。日本共産党坂戸市議団大山しげる議員は、付託議案のうち次の4議案について、次の根拠で反対討論を行ないました。

08年度一般会計予算(所管部門)

  • 医療保険制度の大改悪としての後期高齢者医療制度の本格導入に踏み切ること
  • 高い国保税を引き下げる努力がまったくなされていないこと
  • 障害者自立支援法による応益負担が継続されていること

08年度国民健康保険特別会計予算

  • 国保税の負担軽減の配慮がまったくなされていないこと
  • 保険証取り上げとしての資格証明書発行の継続

08年度後期高齢者医療特別会計予算

  • 75歳以上というだけで、国保や健保から追い出され、保険料が年金から天引きされること
  • 保険が効く範囲が制限されること

後期高齢者医療に関する条例制定

  • 「払いたくても払えない」状態の方に対し、滞納発生後1年を経たら「資格証」を発行する問題点

 この4議案とも大山議員のみの反対で、賛成多数により可決されました。

大山議員以外、請願反対

 また、市民福祉常任委員会では、提出されていた、次の3件の請願について審議されました

  • 子ども医療費無料制度の助成対象の年齢拡大と窓口払いを廃止することを求める請願書(新婦人坂戸支部提出)
  • 後期高齢者医療制度の充実を求める請願書(入間西部社会保障をよくする会提出)
  • 国民健康保険税の引き下げを求める請願書(坂戸民主商工会提出)

 3件とも紹介議員となっている大山議員が、「子どもを産み育てやすい環境を整備するため」「後期高齢者制度は中止撤回すべきだが、実施の場合は負担軽減の策をとるべき」「高すぎる国保税はただちに下げるべき」等の請願者の趣旨を説明し、賛同を呼びかけましたが、3件とも大山議員のみの賛成、他議員は全員反対で否決されました。

 請願者をはじめ9名の市民が傍聴しました。傍聴した方々は「日本共産党議員の他は、どの議員も請願の趣旨を聞き入れようとしない」「医療費はお年寄りからとればよいという発言があった」「財源が無いのにできるわけがないという発言には怒りを感じた」など、口々に感想を述べていました。

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