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坂戸、鶴ヶ島水道議会報告

06/08/29

吉岡しげき議員

 8月4日(金)、坂戸、鶴ヶ島水道組合議会が開かれ、2005年度(平成17年度)決算について審査されました。

 2005年度の営業収益の決算額は約33億7,800万円です。年度末の給水人口は16万7,622人で前年度に比べて1,207人増加しました。

 当期純利益は、約5億2,400万円(前年度約4億8,400万円)となり、流動資産としての現金預金額は約40億9,770万(前年度約37億9,800万円)で前年度より3億円以上増加しました。これは、前年度に比べ水の需要が低迷し給水収益は低下しましたが、料金徴収業務の「民間委託」実施と住宅建設増によって水道加入金が増額したことによるものです。

 建設改良事業は、水源用井戸2ヵ所の改修とポンプ交換、浄水場内排水ポンプ3台の交換、また、石綿管の耐震性ダクタイル鋳鉄管への交換は10.2km実施されました。この事業は毎年10km前後の交換工事を行い平成22年度に石綿管は完全に姿を消します。

 水道料金の集金不能となった件数と金額は、過去5年間毎年増加しています。また、経済的に困難な世帯に対する「減免制度」適用世帯も前年度と比較し26件増えており、依然深刻な経済格差の広がりが続いています。

 吉岡議員は、経済情勢が厳しい事態のもとで「滞納即給水停止」という事態は避けるべきと指摘しました。

 また、水道法第1条を示し、利益を市民の料金引き下げに還元すべきと質したのに対し、利益は次年度に予定している企業債償還金と建設改良事業費の不足額の一部に補填しなければならない。今後、県水の値上げも予想されるとの見解を示しました。

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