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22年間ありがとう

移動図書館レインボー号お別れ会

04/11/03

 9月29日(水)、坂戸市立図書館前広場において、「移動図書館レインボーお別れ会」がレインボー連絡会主催により行なわれました。

レインボー号の写真

 移動図書館レインボー号は、1982年(昭和52年)9月より運用が開始され、22年間で約53万冊が貸し出され約19万人に利用されました。自動車排気ガス規制などの事情により、9月末をもって役割を終えることになり、レインボー号を支えてきた連絡会により、「お別れ会」が行なわれました。あいにくの雨模様でしたが、図書館前広場に会場が設営されました。

紙芝居上演の写真 市長・教育長に続いてあいさつに立った飯高節子さん(元図書館長)は、移動図書館をスタートさせるきっかけとなった思い出話として、中央図書館からの遠隔地(入西地区)の小学生が自転車を飛ばして閉館時間ぎりぎりに来て本を借りに来て暗くなって自転車で帰るので心配で家に帰ってから電話を頼み待っていたというエピソードを紹介し、坂戸市はとても広いので移動図書館をスタートさせようという気運が高まってきたという話は参加者一同を感激させました。

 その後、ボランティアの手によって「レインボー号のあゆみ」が紙芝居で上演されました。「お別れ会」のフィナーレは、花で飾られたレインボー号の最後の出発の見送りでした。参加者一同、手をふったり拍手をして「別れ」を惜しみました。

廃止は残念、学校図書の充実を

 お別れ会にも参加した、レインボー号のボランティアの役割を果たしてきた方が次のように感想を寄せてきました。

 排ガス規制や市の財政事情でレインボー号が廃止になるのは残念だけれど、子どもたちにたくさんの本を読んでもらうために発展的な方向になってほしい。レインボー号で使っていた本を各学校に配本するとのことですが、全校に専任の学校司書を配置して地域への開放も含め、学校図書室の充実をはかってほしいものです。

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