トップ
政策
ニュース
市議団
予定
リンク

住宅リフォーム助成

家庭ごみ・資源物収集で質問

あらい文雄議員の市政一般質問

07/22

あらい文雄議員 

6月16日(水)の坂戸市議会市政一般質問で、以下の質問を行ないました。

住宅リフォーム助成制度の継続と拡充を

 埼玉県内の住宅リフォーム助成制度は2000年(平成12年)に川口市が予算500万円を計上してスタートしました。川口市長は「当制度は少ない予算で大きな経済効果をつくれる優れた制度。当年度の経済波及効果は24倍」として、当初は2年限りでしたが、やめる理由がないとその後延長されています。

 大手ゼネコンに、仕事も儲けもほとんど行ってしまう大型公共事業と違って、「市内の業者を利用する」ことが条件のため確実に市内業者に仕事がまわり地域経済の活性化になると好評です。

 坂戸市の「住宅リフォーム助成制度」は、10万円を限度に個人住宅の改修に工事費の5%を補助するもので、3年前からスタートしました。市内業者の育成・仕事確保と地域経済の活性化・雇用の創出にも効果があり、3年間の総工事費は1億6773万円にもなります。市民・業者ともに好評で、毎年早い時期に予算枠を超え締め切りとなっています。

 リフォーム補助金の予算総額の拡大と当面2005年度(17年度)までの事業を、引き続き継続することについての考えを質しました。

 それに対し、市は、財政状況が厳しい中、常に200万円を確保し、15年度から環境衛生面の向上の目的で、公共下水道への接続切替工事にも1件1万円の補助をし、増額を行なった。17年度で5年経過をするので、事業効果や他の制度への移行など、総合的に判断し、検討していきたいと答弁しました。

変更された家庭ごみ・資源物の収集について

 4月から新たな分別収集が開始された「家庭ごみ・資源物」の収集について、以下の質問を行ないました。

  1. 200回を超える地区別の説明会での意見や電話等による市民からの問い合わせの主な内容は?
  2. 家庭ごみ・資源物が15分別と変更になったが、経費の推移及びその効果と資源化の状況は?

 市の答弁は、次のとおりです。

  1. 市民からの問い合わせは、ほとんどが分別に関する件。
  2. 当初予算で約2億円を計上、概ね予算の範囲で推移している。この2ヶ月で資源物が195トン増加、可燃ごみが338トン減、紙類等の資源化が大きく図られてきた。

透明レジ袋使用と小さい指定袋の導入を

 坂戸市指定ごみ・資源物収集袋は大・中・小があり、大は45リットル・10枚入85円、中は30リットル・10枚入55円、小は20リットル・10枚入45円となっていることに対して、次の点を質しました。

  1. 市指定ごみ袋は、ごみ・資源物収集所から収集車に積まれる時点で跡形もなく粉砕されてしまう。透明のレジ袋の有効利用の観点から、一部分の区分に限る形でもよいから、引き続き使用することについての考えは?
  2. 一日に出る生ゴミの量は、4人家族で1キログラム程度、週2回の生ごみは長期保管できないので多い少ないにかかわらずほとんど毎回出さざるを得ない。小人数世帯では、小より小さい10リットル程度で十分である。今より小さい指定ごみ袋の導入をすべきと思うが?

 市は、

  1. 指定袋以外は禁止とし、広く啓発を行なっている、市民の理解を得ていると考える。
  2. 20リットル以下の指定ごみ袋については、今後市民ニーズを的確にとらえ、導入に向け検討していきたい

との答弁でした。

指定袋は安価に

 市民から要望の多い指定袋の価格について、次年度以降できるだけ安価の販売価格に設定するよう要望しました。

生ごみ処理機の普及拡大について

 坂戸市は20年ほど前から家庭用生ごみ処理機(コンポスト型)の補助制度を設け、水分の多い生ごみを自家処理することで、燃やせるごみの減量化を進め、長期にわたり「生ごみ排出抑制」に効果をあげているが、現状と今後の普及拡大についての考えを質しました。

 市の答弁は、次のとおりです。

  • 昭和60年度より補助制度による自家処理の普及を図ってきた。
  • 普及状況は、本年3月末でコンポスト型3,743基、EM305基、電気式833基、手づくり処理機106基の合計で3,987基が設置され、これら施策が着実に展開されており、生ごみ(厨芥類)の割合が減少している。
  • 今後は、補助制度の更なる推進を図るため出前講座や地区別説明会、イベント等で積極的にPR活動を図っていきたい。

前に戻る

トップ
政策
ニュース
市議団
予定
リンク