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水道料金、おいくらですか?

東松山市・川島町の2倍!本庄市の3倍!

高すぎる水道料金の引き下げを

あらい議員の水道企業団議会一般質問

04/02

 失業、倒産、年金だけの暮らしなど、いかなる生活状況でも、人間にとって水がなければ生きていけません。こうした生活必需品の料金はでき得る限り低く抑える努力が求められます。

 市民の皆さんから、坂戸、鶴ヶ島水道企業団の「高い水道料金を引き下げてほしい」「東松山市から転居したが水道料金が高いのはなぜか」など多くの声が寄せられました。あらい文雄議員は埼玉県内78団体の水道料金を調査し、坂戸、鶴ヶ島水道企業団議会で値下げできる根拠を示し一般質問を行いました。

20立方メートル使用で県下(市レベル)で一番高い水道料金

 一般家庭用(口径13ミリ・20立方メートル使用・2ヵ月あたり)では、当坂戸、鶴ヶ島企業団は3,086円で、市レベルでは、県下で一番高くなっています。一番安いのは本庄市と庄和町でいずれも1,114円。坂・鶴水道企業団の3分の1程度です。近隣の東松山市は1,574円、川島町は1,568円で2分の1前後となっています。

40立方メートル使用で1,500円から2,000円近く高い

 また、一般家庭用(口径20ミリ・40立方メートル使用・2ヵ月あたり)では、坂戸、鶴ヶ島水道企業団の利用料金は5,438円、近隣の東松山市は3,674円、川島町は3,998円、本庄市は3,564円で、当企業団より1,500円から2,000円近くも安くなっています。

値下げできる条件を4点を示し値下げ提案

 あらい議員は、前記のように県内でも、一番に高い水道料金の引き下げをはかるよう以下の4点にわたって坂戸、鶴ヶ島水道企業団の水道料金を値下げする条件が十分あることを示し、高い水道料金の値下げをするよう質しました。

県水の値下げで約2億円の歳出減

 県水の料金(埼玉県から買う水)が1997年(平成9年)86.1円(立方メートル)から68.62円と17.48円も大幅に値下げされ、約2億円歳出が減った。

純利益が3億から4億7千万円

 その結果、1997年(1996年は1億7千万円)以降、純利益が毎年3億から4億8千万円と大幅増になった。

繰越金が2002年決算時には32億7千万円余

 資金計画の繰越金も1997年度の12億6,252万円から2004年度には35億642万円を予定、ここ7年間で22億4,000万円も増加の予定(直近の2002年度決算時には32億7千万円余の現金預金あり)。

もうすぐ企業債(借金)が完済に

 企業債の償還金が2004年度は1億6,482万円(別に利息が2,424万円)であるが、2008年には完済になる。

 以上の4点を示し、高すぎる水道料金の引き下げを強く迫りました。

先々県水の値上げ!も考えられるので現料金が適正と答弁

 坂戸、鶴ヶ島水道企業団の答弁は、浄水場施設の改修や石綿セメント管更新と水道施設の再構築に多額の資金が必要。企業債の償還(2008年)時点において、県水の値上げが(吉見浄水場の完成・水道水の高度処理導入)考えられる。健全経営をしていくには現在の料金が適正ではないかと応えるにとどまりました。

今後も市民の皆さんと力を合わせ水道料金の引き下げを求めます

 あらい議員は、他の多くの団体でも企業努力をして値下げしている例を示し、県内でも高すぎる水道料金を引き下げるよう重ねて要求しました。

2ヶ月当たりの水道料金の比較
坂戸・鶴ヶ島水道企業団
3,086円
東松山市
1.574円
川島町
1,568円
川越市
1,890円
本庄市
1,114円
家庭用口径13ミリ20立方メートル使用時・埼玉県調べ

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