トップ
政策
ニュース
市議団
予定
リンク

東松山市・川島町の2倍、
本庄市の3倍

高すぎる水道料金の引き下げを

あらい議員の
坂戸・鶴ヶ島水道企業団議会一般質問

03/06

月20立方メートル使用で1,000円近く高い

 特に、他市町村から引っ越しされてきた方からは高すぎる水道料金の引き下げが強い要望として出されています。平均的な一般家庭用(口径20ミリ・1ヶ月あたり20立方メートル使用)では、坂戸・鶴ヶ島水道企業団の利用料金は2,719円で、埼玉県下78団体の中で高いほうから26位。市クラスでは7番目に高く、近隣の東松山市の1,837円、川島町の1,999円、本庄市の1,732円より当企業団は1,000円近くも高くなっています。

 また、一般家庭用(口径13ミリ・1ヶ月あたり10立方メートル使用)では、当企業団は1,543円で県下で2番目に高く、市レベルでは一番高くなっています。一番安いのは本庄市と庄和町で、いずれも577円。坂戸・鶴ヶ島水道企業団の3分の1程度です。近隣の東松山市は787円、川島町は784円で2分の1前後となっています。

2ヶ月当たりの水道料金の比較
坂戸・鶴ヶ島水道企業団
3,086円
東松山市
1.574円
川島町
1,568円
川越市
1,890円
本庄市
1,114円
家庭用口径13ミリ20立方メートル使用時・埼玉県調べ

値下げできる条件を示し提案

 あらい文雄議員は、県内でもトップクラスの高さとなっている水道料金を引き下げる条件が十分にあることを示し、水道料金の値下げを検討するよう以下の4点にわたって質しました。

  1. 県水の料金(埼玉県から買う水)が1997年(平成9年)1立方メートル当たり86.1円から68.62円と17.48円も大幅に値下げされ、約2億円歳出が減った。
  2. その結果、1996年(平成8年)は1億7,000万円、1997年(平成9年)以降は純利益が毎年3億から4億8,000円と大幅増になった。
  3. 資金計画の繰越金も1997年度(平成9年度)12億6,252万円から2004年度(平成16年度)には35億642万円を予定。ここ7年間で22億4,000万円も増加の予定(直近の2002年度には32億7,000万円余の現金預金あり)。
  4. 企業債の償還金が2004年度(平成16年度)は1億6,482万円(別に利息が2,424万円)であるが、2008年(平成20年)には完済になる。

 これに対して坂戸・鶴ヶ島水道企業団は、

  • 浄水場施設の改修や石綿セメント管更新と水道施設の再構築に多額の資金が必要。
  • 2008年の企業債の償還時点において吉見浄水場の完成・水道水の高度処理導入による県水の値上げが考えられる。
  • 健全経営をしていくには現在の料金が適正ではないか

と答えるに留まりました。

 あらい議員は、他の多くの団体でも企業努力をして値下げしている例を示し、県内でも高い水道料金を引き下げるよう重ねて要求しました。

前に戻る

トップ
政策
ニュース
市議団
予定
リンク