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消防緊急指令室に
高機能消防指令センター2型を導入

坂戸・鶴ヶ島消防組合議会

02/29

 2月20日(金)坂戸・鶴ヶ島消防組合議会が行なわれました。審議された議案は平成16年度一般会計予算、「職員の給与(先決処分)や議員の報酬及び費用弁償等に関する条例及び管理者、副管理者及び収入役の報酬等に関する条例制定」等の5議案です。

 来年度の予算総額は、約23億8,000万円で、特徴的な事業内容は、

  • 5人の職員採用
  • 40立方メートル級防火水槽を両市にそれぞれ2基新設
  • 消防緊急指令室に高機能消防指令センター2型を導入
  • 高規格救急自動車の更新1台(3,500万円)
  • 水槽付消防ポンプ自動車の1台購入(約2,450万円)
  • 潜水用救助用品の更新

などです。

 「高機能消防指令センター2型の導入」では、現在増設工事が進められている「消防緊急指令室」に新設されるもので、

  1. 3件の通報を同時に受信できる。
  2. 固定電話からの通報は同時に地図上に発信位置が表示される。
  3. 出動している場所から、他の現場への車両移動指示がすぐ出せる。
  4. 聴覚障害者の電子メールやファックスにも対応できる。

などの優れた機能を備えています。

 吉岡しげき議員は、聴覚障害者対応は申込制となっているので、将来は申し込みでなくても対応できるようにすべきだと指摘しました。

職員の給与について

5年間の引き下げ額約47万円に

 「職員の給与に関する条例制定」(先決処分)は、人事院勧告による職員の給与の引き下げに関するもので、2年連続の引き下げとなります。吉岡議員は、経済情勢が厳しいことからの引き下げであるが、公務員給与は民間への影響や地域経済にも大きな影響を及ぼすことを指摘し、平成11年からの諸手当も含む5年間の引き下げ総額を質したところ、一人あたり約47万円になることが分かりました。

 消防組合の給与は坂戸市に準じていますが、坂戸市そのものが全県市の中でも下位(鶴ヶ島市よりも低い)であり、ラスパイレス指数も97.5で35位であり、将来的には是正をする必要があると指摘しました。なお、全議案は可決されました。

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