「古」の坂戸に思いを馳せて

　第７回坂戸市埋蔵文化財出土展が、今年も１月10日から18日まで坂戸市文化会館で開催されました。

　会場中央に出土された埴輪が４体配置され、壁面に沿って出土品が、1.高窪遺跡（紺屋)、2.金山遺跡（中小坂)、3.内出遺跡（新掘・入西小学校内)、4.上浅羽遺跡（浅羽)、5.塚越渡戸遺跡（塚越)、6.池ノ台遺跡（関間４)、7.上谷遺跡（中小坂)、8.木曽免遺跡（小沼)、9.新田前遺跡（塚越)、10.宮裏遺跡（浅羽野２)、11.宮ノ前遺跡（片柳)、12.花影遺跡（中富町)、13.宮裏遺跡（浅羽野１)、14.番匠・下道遺跡（青木）といった調査区ごとに展示されていました。（写真をクリックすると大きくなります）

　関間４の池ノ台遺跡からの「１辺が２メートルの小形の居住あと」などは、遠い古(いにしえ)の坂戸を思い起こさせてくれました。

　会場には質問に答えてくれる職員もいて、用語解説などの資料が配られ「クイズコーナー」もあるなど、観客への配慮を感じた出土展でした。