10月19日(日)、特定非営利活動法人（NPO法人）坂戸市学童保育の会「発足記念祝賀会」が坂戸市文化施設オルモの２階を会場にして開催されました。

　坂戸市の学童保育は、「安心して働き続けたい」、そして「放課後の子どもたちに豊かな生活を」という父母たちの切実な願いから、28年前(1975年)の６月に最初の学童保育として「はらっぱクラブ」が誕生して、以来20数年の間に坂戸市内に９クラブの公設民営型の学童保育が整備されました。

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　その間に市内の学童保育の一本化・統一化への動きとして、1981年に「坂戸市学童保育連絡協議会」が設立され、さらに1992年に「坂戸市学童保育の会」に改称し、組織・財政・規約等が一本化されました。そうした一本化への動きにより、全クラブの親と指導員が共同して新たな学童保育づくりや条件整備のために市や国への働きかけを行なうとともに、様々な運動に対して力を位置にして取り組んでいることも大変意義深いものとなっています。

　しかし、今後市内における学童保育の増設や既存施設の整備、子どもたちの生活環境の向上、また財政や契約面での完全一本化など、任意団体のままで進めていくことは支障をきたすことが予想され、法人設立についての検討を重ねてきた結果、「坂戸市学童保育の会」を特定非営利活動法人（NPO法人）とする申請を昨年10月に行ない、NPO法人として認証されました。

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　本年４月より正式に法人となり、従来以上に責任が重くなり、社会的に通用する法人として、学童保育の運動をいっそう発展させていく基盤ができました。

　法人化を記念しての祝賀会がこの日に行なわれました。この祝賀会には日本共産党市議団５名全員が出席し、全体では70名を超える人たちが参加して、NPO法人化を祝いました。