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埼玉土建坂戸支部、坂戸市と話し合い

06/12

 6月2日(月)、埼玉土建一般労組から提出されている「要請書」に基づいて、坂戸市当局と話し合いが行なわれました。これには伊利市長も同席し、担当執行部が対応しました。5人の日本共産党市議団も参加しました。

発言している伊利市長の写真

「小規模事業の充実」市長が示唆

 とりわけ、組合員にとって仕事確保は切実です。話し合いは、なごやかな中にも仕事確保、健康、ディーゼル車の買い換え・排ガス問題など切実な訴えが相次ぎました。

 「小規模事業契約希望者登録制度」の実効化について多く発言があり、伊利市長も近隣市町に比べ、坂戸市の事業内容が貧弱であることを指摘し、その充実を職員に示唆しました。

「要請書」の内容

1.地元の仕事おこし・経営支援とまちづくり

  1. ムダな開発型工事の削減と生活密着型公共工事の増額を!
  2. 小規模契約希望者登録制度の実効化を!
  3. 住宅改修助成制度の利用拡大を!
  4. 緊急雇用対策交付金事業の活用を!
  5. 公立学校へのエアコンの設置工事の地元発注を!
  6. 地元注中小企業向け融資の改善を!
  7. デーゼル車排ガス装置・買い換えに助成を!

2.賃金・単価、就労条件の改善のために

  1. 公共工事での低賃金・低単価の改善を!
  2. 入契法の厳守・活用で労働環境の改善を!
  3. 建退共の全面適用を!

3.自営業者の健康のために

  1. 健康診断の拡充を!
  2. 土建国保への助成の拡充を!

4.自営業者の経営安定に向けて

小規模工事の発注状況

坂戸市と他市町との比較

小規模事業の契約希望者登録者数および13年度発注状況

坂戸市 発注額 342万2679円÷登録者97名= 3万5285円
鶴ヶ島市 発注額 595万1002円÷登録者61名= 9万7557円
毛呂山町 発注額 641万5268円÷登録者84名= 7万6372円
越生町 発注額1525万2225円÷登録者55名=27万7313円

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