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坂戸・鶴ヶ島消防議会

査察の強化を!消火困難地域対策を!

03/12

消防職員を20名増員からの続き)

 吉岡しげき議員は、1.防火対象物の立ち入り検査(査察)と改善指導、一般家庭の防火指導、高齢者宅の防火訪問の現状と今後の対応。2.消火困難地域での火災の状況と今後の対応について一般質問を行ないました。

 新宿・歌舞伎町の雑居ビル火災では44人が死亡するという大惨事になりましたが、査察での改善命令を無視していたことによって大惨事となったことが明らかになり、ビルのオーナー含め6人が逮捕されました。査察は極めて重要なことです。

 平成14年度の本消防署管内の査察は、防火対象物は共同住宅を除き1,210件で279件の査察を行ない、112件(40%)が改善指導を受け、その後64件(57%)が改善され、残りは継続して改善させています。

 しかし、特に雑居ビルは人の移動が激しく困難をきたしている状況です。吉岡議員は、査察体制と一層の査察強化を求めました。

 また、一般家庭(特に高齢者宅)での防火指導は、春と秋の年2回実施していますが、兵庫県の「女性消防団員」の活躍を紹介し、本組合での採用を求めたところ、検討委員会や団の意見を聞き、「導入方法」について検討していると答弁しました。

 消火困難地域(600平方メートル範囲で風速4メートル以内で5から6棟焼失する地域)での火災は、坂戸市で9地域(1,100棟)、鶴ヶ島市4地域で(340棟)8件おきていることが明らかになり、吉岡議員は、東京都目黒区の例を示して、狭隘道路の解消や水利の改善など両市行政と連携した解決と、地元住民の認識と協力のもとで、自主防災組織の組織化を含め対応していくことの重要性を指摘しました。

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