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坂戸・鶴ヶ島水道企業団議会報告

水道料について

市民負担軽減の視点を持つべき

02/28

 2月14日(水)、平成15年第1回坂戸・鶴ヶ島水道企業団議会定例会が開催されました。平成15年度水道企業団水道事業会計予算など8つの議案が審議されました。また、大山しげる議員が一般質問を行ないました。

 補正予算では、浄水施設改修及び配水本館敷設工事について4億円を超える減額補正についてその理由を大山議員が質疑したところ、仮設給水を予定していたがその実施をせずに対応したので減額したとの説明がありました。

 また、職員給与の減額について、算出の基準及び職員の合意が得られているかをあらい文雄議員が質疑したところ、職員代表との了解は得られている、算出については構成市の坂戸市を基準としているとのことでした。

 国家公務員を100とした場合のラスパイレス指数では、坂戸市は98.4で全県で34位。西部地区11市との比較では最下位に位置しています。今後はそうしたことを配慮していくべきと要望しました。

 15年度予算では、予算編成の基本方針を大山議員が質疑したところ、給水収益が年々減少しているので事業については効率的にして節約できるようにしているとのことでした。大山議員は市民の生活実態から、負担軽減について具体化できるように要望しました。

老朽化が進んでいる水道管の更新計画は?

【水道管の更新計画】

 水道管の老朽化が進んでいるのではないかという不安がある。水道管(おもに配水管)の更新計画はどのようになっているか、またその費用負担について質問しました。

 水道管については、石綿管・塩化ビニール管・鋳鉄管・鋼鉄管などの種類があり、寿命は40年くらいと言われている。近代化推進事業として石綿管の更新事業を平成5年から進めており、これまで20%以上進めてきた。残りは61キロあるが、15年ほどで更新したい、と答弁がありました。

 大山議員は、石綿管以外の管でも老朽化が進んでいる状況があるので、更新について長期的な見通しをもつよう要望しました。

【漏水事故について】

 建物の下を給水管が通っているため、漏水に気がつかず、通常の数十倍も水道料を請求され、とても払うことができない、と相談があった。使用していない分の水道料を払うのは使用者にとって不本意なので、こうした場合の減免について、また、漏水を早期に発見する方策について質問しました。

 宅地内の漏水については本人が確認できるように広報紙で呼びかけている。また検診員が気がついた場合、使用者に口頭またはメモで知らせている。発見が著しく困難である場合、減免申請により、通常時の分を差し引いた2分の1を減免している、との答弁でした。

 大山議員は、漏水した分の料金を使用者が支払うのは不本意であるので、さらに減免する方法を検討してほしいと要望しました。

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