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有事法制は「治安維持法」現代版

坂戸市でも許さない運動を

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 11月9日(土)の午後、坂戸駅前集会室において、治安維持法国家賠償同盟主催による「有事法制学習会」が行われました。現在開会中の臨時国会において、前国会からの継続審議となっている有事法制について、北坂戸在住の永田秋幸氏が講演しました。

学習会の写真

 永田氏は、「有事とはなにか」の問い掛けから始まり、有事とは自然災害ではなく、戦争を意味している。しかしながら、日本が他国から侵略される憂いは皆無で、アメリカの戦争に国民を動員するのが今回の有事法制のポイントだと明言しました。

 当面、アメリカのイラク攻撃が焦眉の課題であること、有事法制のうち武力攻撃事態法(案)は内心の自由を認めないので治安維持法の現代版であること、武力攻撃事態法(案)が成立したら、日本国憲法はずたずたになることがていねいに話されました。

 そして、憲法のことや「宣戦布告」、治安維持法について、学校ではほとんど学ぶ機会がないために、その歴史的経過を知らない国民が多いこと、憲法を全く読んだことがない若者が多くいることにもふれ、早急に国民の中に「有事法制」の問題点を広め、廃案に追い込んでいかなければならないことが強調されました。

 講演のあと、参加者から「憲法をはじめ近代史の内容が学校教育の場で満足に教えない事情」「憲法に反したら罰則規定はないのだろうか」などの発言があり、参加者間での論議が行われました。

 「お隣の鶴ヶ島では有事法制反対署名連絡会が宣伝行動や署名活動を行なっているので、坂戸市でも連絡会のような組織で早急に運動を起こしたい」「意見広告を出したらどうか」などの前向きの発言が相次ぎ、次に集まる日程も決め、臨時国会での有事法制通過を許さない運動を急速に強めていこうと、参加者一同で意思を固めあいました。

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